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活動報告

第77回九州算数数学教育研究(熊本)大会

関西大学初等部の尾﨑正彦先生によるご講演
 7月27日・28日、「新時代の開拓に資する思考力・表現力を育む算数・数学教育」を大会テーマに第77回九州算数数学教育研究(熊本)大会を開催することができました。昨年の鹿児島大会まではオンライン開催であったため、初日の全体会で小中高合わせて500人を超える参加者にお越しいただき、とても驚いたところです。
 全体会では、火の国サラマンダーズ代表取締役の神田康範様にご講演いただきました。スポーツへの熱意や自らの失敗の経験やそこから学んだこと等、とても熱く語っていただきました。常に人を相手とする教員という職業だからこそ、深く考えさせられるお話でした。午後からの小学校部会では「数学的活動がサイクルする愉しい算数授業」を研究主題に掲げ、部会講演には関西大学初等部の尾﨑正彦先生にご登壇いただきました。これからの時代の学校、教員に必要となってくること、現学校教育の中で改革すべきこと等をワークショップも交えながらお話しいただきました。夏休み明けの授業をどのように改善していくべきか等、尾﨑先生のお話も、とても考えさせられる内容でした。
 その後、7会場に分かれての28本の実践報告・分科会、最終日には熊本大学教育学部附属小学校にて12本の授業研究会を開催しました。全ての分科会、研究会で活発な意見交換が行われ、非常に充実した会となりました。
 ご講演いただいた講師の方、指導助言者の先生方、ご参会いただいた方々、そして会場スタッフとして運営にご協力いただいた先生方、全ての方々のお陰で、大会を無事終えることができました。大変お世話になりました。ありがとうございました。